ページトップ

ブログ

洋ナシの食べごろはいつ?

お客様からよく洋ナシの食べごろについて聞かれます。

洋ナシは硬くて食べられないときに摘み、そのまま出荷されます。なのでりんごや梨と違って買ってからおいしく食べるまでに「追熟」が必要になります。

食べごろの見極めは品種にもよるのですが、今の時期に出回るル・レクチェを例に挙げると表面の色が緑色から黄色に変色し、軸の近くの方の部分が押したときに少しへこむくらいの柔らかさになっていれば食べごろと判断できます。

特にル・レクチェはいい香りもしてくるので食べごろがわかりやすい洋ナシだと思います。

食べごろの期間は短く、「傷み」と並行して甘みが増してくるのであまり長く置いておくと腐ってきてしまいます。この辺はバナナやメロンと似ているかもしれません。

りんごや梨は購入後なるべく早く食べないと食感が悪くなってきますが、洋ナシは追熟して香り、甘み、そして滑らかな舌触りを楽しんでいただきたいものです。

また、「ル・レクチェ」やこのあと出回り始める「ウィンターネリス」が登場すると「ああ、もうすぐ今年も終わるんだな。」と毎年思ったりもします。おにひらではお蕎麦だけでなく長野県の四季折々の果物を取り扱っていますので果物好きな方は是非お立ち寄りくださいませ。